平穏

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此の茶屋からあまり遠くはないらしい。 華純は一応黙ってついていった。 1番後ろで、ゆっくりと周りを監察する。 後ろに立たれるのは好きじゃない。 敵は後ろにいることが多いから。 「本当奇遇ですねぇ~。あんな処にいたなんて。」 のほほーんと総司が声をかける。 「あれだけ人数がいて。よく怪我しなかったな。」 華純はボソッと呟いた。 華純自身が、敵とぶつかる直前に斬りかかってしまった為、総司の実力をハッキリと見たわけではないのだ。
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