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総司が横から声をかける。
「此所が道場です。奥が長屋になってますよ。そこでお茶を頂きましょう♪」
道場には今は誰もいなく、木刀や防具が立て掛けてある。
言われるままに奥まで進む。
「遠慮しないでゆっくりしていけよな!!」
左之助が豪快に笑う。
座敷に通され、茶や菓子がでてくる。
太刀をすぐに手の届く処へ置き、脇差も同じく側に置く。
懐刀は万が一の為に入れっ放し。
「お前ぇは遠慮しろよ、居候の分際で。」
ガンッと土方が鉄拳をお見舞いする。
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