平穏

11/19
前へ
/261ページ
次へ
旅籠は今朝早く出てきた。 それに、危なくて泊まってなどいられない。 いくら顔が割れていないと言った処で、1度立ち会えばばれてしまう。 が、そんなことを言うつもりはない。 「…ぼちぼち探す。」 華純は冷静に返した。 「此所に泊まればいいじゃありませんか!」 総司が1番に声をあげる。
/261ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3064人が本棚に入れています
本棚に追加