0⃣1⃣男子校への編入

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男「失礼しやす。 おやっさん、おあねさん、お嬢。お客様でございやす」       鎮「おぉ~、来たかあ」       幸「随分早い到着ね♪ 約束してた時間より、30分も早いわよ?」       腕時計に目をやりながら、お母さんは楽しそうに微笑む。       微笑むっていうか……       ニヤけてる?       澪「お客様って?」       わたしは、先程部屋に知らせに来てくれた男に問う。       この人の名前は、 三条 慎(サンジョウ シン)       お父さんとお母さんが、1番気に入ってる仕えの人。       私も、小さいときによく遊んでもらってたから、すごく慕ってるんだ。       慎「…お引っ越し屋さんでございやす」       怖い顔とは裏腹に、‘お引っ越し屋さん’って…       と吹き出しそうになったが、必死にこらえる。       慎は礼儀がいいからねえ~ 笑(←馬鹿にしてる 笑)      
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