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父「だいたい、お前がドジったせいで俺らはココに来なあかんようになってもたんやろが。文句言わんと、俺に従え」
澪「…」
コイツは、雷龍組3代目・雷龍 鎮(ライリュウ マモル)。
私の父親で、2代目であるお爺ちゃんの息子。
こんなんでよく総長が務まるなあ~…と思うくらいガキ。
だけど、紛れもなくわたしの父親であるから、私は雷龍組の4代目となる。
つまり、私は総長の娘ということだ。
澪「…だけどね、私は女の子なの。男子校に入れるわけないの、分かる?」
私は馬鹿にしたように鼻で笑うと、お父さんは勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
鎮「残念やったなあ…。俺もアホやないから、ちゃんと手はうってあるんや」
なに?
その怪しい笑みは。
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