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「美姫歌わないの?何ボーッとしちゃって!」
千尋は私の顔を覗き込みながらリモコンで曲を入力している
「ねー千尋さっきのカウンターの人新しい人かな?カッコよくない?」
目をキラキラ輝かせながら千尋にすり寄った
千尋呆れた顔でため息をついく
「でたっ!美姫のメンクイ!いつも顔だけで判断して長続きしないんだからっ!!」
千尋がそう言うのは、ごもっとも。
今まで付き合った人数は多いいほうだけど、外見で判断して中身を知らないまま付き合うから、長続きはしなかった
「だってかっこよかったんだもん、」
「ハイハイもーこの話は終わりっ!歌うぞ~!!」
そう言うと千尋は熱唱しだした
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