~最終章~

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その日サトルは涙でボロボロになった顔で通夜に参列し、加害者である運転手に何度も何度も『返してくれ!返してくれ!』と叫んでいたのだった……。 通夜の帰り際 アオイ母「サトル君。ちょっと待って。」 サトルと同じく涙でボロボロになった顔をしたアオイの母が、サトルを呼び止めた。 アオイ母「サトル君。これ。」 アオイの母が差し出してきたのはしわくちゃになった一枚の紙だった…。 サトル「…お母さんこれは?」
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