序章『退治屋』

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この地には、決して人は踏み入れる、事はない場所だった…妖怪と人間がお互いを助け合いながら、生活を共にしていた…そんなある日の事…。 この土地に住む者が、慌て皆に報告した。『み、みんなぁー!妖弧(ようこ)が人間を襲い始めたァー!!』 突然の報告だった…まさか妖怪が人間を襲うなど、今まで、無かった事のため、皆は、驚愕した…。 この地の村長が話した。 『まさか…詳細を話せ…あの温厚な妖狐が、人間を襲うなど…あり得ん!』 とっ、村長が話している中…後ろに妖狐の姿が、あった…。 『っ!』 一瞬の事だった…妖狐が村長の背中を斬り捨てた… 妖狐の長い爪は、大岩をも、真っ二つにする力があった。 そして…妖狐が静に口を開いた… 『裏切り者………。』
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