挑発伝説その1

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物を作り出したり何かをするには“コスト”がかかると言う事を踏まえなくてはならないが、最近はそれが薄いように感じてならない。 “対価”と言う事を忘れているように。 確かに初音ミクをニコニコやYOUTUBEにアップする人は対価を要求しない。   だがね、忘れてないか?   初音ミクを買う代金、これは別にいい。 だが、音楽を演奏するなら作曲ソフトや楽器やらスタジオやらが必要なんよ。 ラジカセにマイクがついていた頃、ギターを弾きながら歌って直接録音したりしながら音楽関係に持ち込みするなんてざらだった。 かの徳永英明もそうやったと言う。 (専門学校だかなんかにいたみたいだが) このように物ひとつにはコストがかかっている。 元来土日祝日は大抵の店は休みだった。 コンビニも無かったし、正月なんてゴロゴロするだけの日に過ぎなかった。   今では土日休みなど関係無い人が大半なのではないだろうか? 24時間営業など無く、夜は寝るかダベるだけのものだったし。 24時間営業するには電気代がかかる、人も雇わなくてはならない。 それが新しい雇用を生むメリットはあるが、便利さに流されて“当たり前”になっているような気がする。
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