君は知っているかい?

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  僕は 僕はブルーベア   いつもキミのそばにいるのさ   僕は 本当は 人間になりたかったことを キミは知っているかい   できるなら キミのそばで キミを抱きしめ返してあげたかったのさ   キミがひとりで泣く日には いつまでも 頭をなでてあげたかったのさ   キミがつくウソを見破って キミの寂しさを 吹き飛ばしてあげたかったのさ   キミが自分を 刃物のような言葉で嘆くとき   何度だって 好きだと言ってあげたかったのさ   キミが流れ星に願い事をするとき 一緒にキミの願いを 呟きたかったのさ   キミが生きてゆくことを怖がるとき 大丈夫だよって 言ってあげたかったのさ     キミが 世界から愛されていることを 教えてあげたかったのさ     そして 僕は キミが 大好きだと いうことを ずっと 伝えたかったのさ   大好きだって 何度だって言いたかったのさ   許されるなら 100回だって   1000回だって 大好きだって 言いたかったのさ   この世のキレイなものすべて 僕が手に入れて キミにあげたかったのさ   キミという すばらしい人を 僕が 守ってあげたかったのさ  
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