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佐「なにが違うの?」
ヨ「全然違うよ!コイツの場合は…(長々と説明してくれる)」
私が離婚して息子の問題で1度だけ元旦那に逢っているから全て知っているヨシは怒りが治まらない――――
佐「ふ~ん…」
ようやく私が入れる――
私「話を元に戻そう!」
佐織を促し再開。
佐「貸したりしてるウチに自分のが足りなくなって割り切り始めたの。バイトも増やしたりしたけど体壊したりして続かなくて…だったら割り切りが1番手っ取り早いから…。」
私「そのお金を彼氏のために使ったり貸したりしてんの?」
佐「うん…。バイト仲間の子にアリバイ工作みたいなのもしてもらってバレないように。」
私「呆れるよ…ホント。他人まで巻込んで…。」
ふと時計を見ると12時を過ぎていた。
私達も佐織も朝から仕事があったのでタクシー呼んで一旦はお開きに――――タクシーに払う金もないと言うのでタクシー代と少し貸した。
ヨシから
「あの子とはもう関わるなよ!」と何度も念を押され就寝。
それから3週間たった頃だったか佐織から電話がきた。
『借りた金返したいし相談にのって欲しいから逢えないかなぁ』と。
ヨシと約束しちゃったけど佐織に貸したのはヨシの判断からだから返して貰ったら縁を切るつもりで『解った』と返答。
数日後―――
わざと人気の多い場所で待ち合わせをして金を返して貰ったので帰ろうとすると――――
衝撃的な相談が始まった
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