補導

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女の警察官は話し掛けてきた。     女『それ飲み。あの子は家に帰したよ。家でなにがあったの?』   私『……。』   私は無視をした。 それでも話し掛けてきた。    女『親が嫌いなら親を越えて見返してやればいい。勉強していい大学行ったらいいぢゃない』     私は何も答えなかった。   ァタシにはそんな余裕はないんだ。 この一秒を生きるので必死なんだ……。     立ってるのでやっとなんだよ………       女『親と連絡とれたみたいだね』           その一言でァタシは泣いた。  
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