暗黙の掟

5/5
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
雅也(とりあえず、俺は帰るわ。) 雅也は重い腰を上げた。 薫(待って……雅也……) 薫は雅也を引き留める 雅也(何だよ……薫……) 雅也は目の前の光景が信じられなかった。 薫と雅也の唇が重なっていた。 雅也は薫を突き飛ばし、図書室を出た。 一枚の紙切れを残して……… 薫は紙切れを見つけ開けた。 紙切れにはこう書いていた。 ┌────────────┐ │俺のメアドや。大好きや薫│ │masa_kaoru@*************│ │PS昔のことは忘れな。by雅│ └────────────┘ 薫は泣き崩れた
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!