如月雅也の過去

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先生が教室に入ってきた。 先生(転校生を紹介する~、入りたまえ) 先生が手招きすると、一人の男が入ってきた 男は辺りを見回した 先生(今日からこのクラスの仲間になる。如月雅也君だ。皆、仲良くするように。さぁ、如月君。自己紹介して) 先生は雅也の肩をポンと叩いた 雅也(如月雅也です………あまりよく分からないので皆さん宜しくお願いします) 雅也は皆に一礼した。すると薫が 薫(あれ?雅也じゃんかぁ~、久しぶりぃ~) 薫は席から雅也に話しかける。 雅也(…………………村瀬?もしかして、村瀬薫?) 雅也は頭を掻きながら話す 薫(そうだよ~、村瀬薫だょ。雅也) 薫は微笑みながら話す。 先生(何だぁ~?村瀬と如月は知り合いだったのか?) 先生と生徒はキョトンと見ている 雅也(はぃ。村瀬さんとは小学校まで一緒でしたが。俺は都合で転校してしまったので………) 雅也は言葉に詰まる 先生(じゃ如月の席は、村瀬の隣な。) 先生はテキパキと話す 雅也(先生ありがとうございます………) 雅也は深々と礼をして薫の隣の席に座る 薫(雅也。後で話し有るから、図書室に来て。) 薫はソレだけを言うと、雅也とは話さなかった
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