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「あ~あ、ぜんっぜん弱かったな」
「ってか、レベルあげすぎたぁ~」
オレは真夜中の自分の部屋で、そう声をあげるとベットへとゴロンと寝っ転がった。
時刻はすでに深夜12時を回っている。
短い連休も今日で終わり(正確には昨日だが)明日からまた学校通いの日々なのだが、こんな時間までRPGとはご苦労な事である。
そしてついに、ゲームのラスボスたる魔王を倒したのだが、気が晴れない。
理由はもちろん。文頭でオレが発した言葉通り、そのまんまである。
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