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『おはようございます。おばさん』
「あら、おはよう。ほっぱちゃん」
まゆりの母さんはすっげー綺麗で、スタイル抜群で、おばさんと言うのが忍びないくらい
そんで、俺をほっぱと言う
別にいいんだけどね
『まゆりの奴、起きてますか?』
「まだなのよ~。悪いけどほっぱちゃん、起こしてくれない?」
『いいですよ。今日は学校サボるつもりですから』
おばさんは、俺達不良の理解者
学生時代はレディースの総長をやっていたらしい
「助かるわ~」
おばさんの言葉に軽く返事をして家の中に入る
さてと、まゆりの部屋は二階の一番奥だよなー
『まゆり~。遊びに来たぜ~』
ためらいもなしに部屋の扉を開ける。…………殴ってもいいかな?
だってさ。こいつって、いっつも上半身裸で寝てるんだぜ?
普通の人なら、まず驚く
ここまでなら譲歩してやろう
でもな、その後寝呆けて抱き付いてくるのが許せん
たまに、頬にキスしてきたりとかが一番許せないが
スキンシップ多すぎなんだよ
『まゆり~。起きねぇとこの部屋の菓子、全部食っちまうぞ』
こいつはこれで起きる
前に俺がほんとに食っちまったから、学習したらしい
馬鹿の一つ覚えだと思う
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