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『お前とあんな可愛い奴がか!?』
ま「顔は関係ないと思う」
『うぇぇぇ……マジかよ…ありえねぇ…』
まゆりと蘇芳がぁ………
ま「とりあえず、昼に屋上行くぞ。飯食いながら作戦会議だ」
『おう!!』
作戦なんて、立てる必要あったっけ……?
まあ、いっか
『で?どんな作戦立てんの?』
ま「まあ、落ち着け。作戦っていうよりは、蘇芳を知っとけって話だ」
『蘇芳を知る?』
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。って奴?
『でもよ、俺が蘇芳を知ったからって、なにがかわるんだ?』
ま「口説きやすさ」
『口説きやすさ?』
ま「あいつ、性格がネクラに近いんだよ。顔は可愛いんだけど、愛想ゼロ。近付く奴には容赦なし」
『よ…容赦なし……?』
なんかひどい事でもされんのか?
ま「近付く奴にはとことん冷たい。自分に興味がない奴には普通なんだけど」
溜め息をつきながら、くそ甘いジュースを啜る
………この甘党め…
ま「お前、これでもあいつに告るつもり?」
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