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ひとりになった白内姫ですが、こんな森に来たのは初めてです。
適当に歩いているとかわいらしい木でできた家がたっていました。
白内姫
「今晩はここへ泊めてもらおうかしら…」
コンコン
しーん…
ノックをしても誰も出てきません。
白内姫は思い切って中へ入りました。
すると小さいベッドが6個並んでありました。
白内姫は疲れていたので、そのベッドに横になって眠ってしまいました。
ガチャ
「ただいま~」
この家の人たちが帰ってきました。
ヨコ
「腹減った~ヒナなんか作ってー」
すばる
「あ!俺らのベッドで誰か寝てるで!」
マル
「ほんまや!」
小人たちはベッドの周りに集まりました。
少しうるさくなったので白内姫は目が覚めました。
たっちょん
「あ、起きたで。」
白内姫
「あなたたちは?」
ヒナ
「その前になんでこの家におるん?」
…白内姫は今まであったことをすべて話しました。
小人達は親切で情深かったので
ヨコ
「うっうっ、それは悲しい話やな…」
すばる
「ヒナー白内姫をこの家に住ませてあげようや!」
ということで、白内姫は家に住まわせてもらえることになったのです。
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