第二章 ―入団―

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‐数分後‐ ハ「退屈ね」 はやっもうちょっと探せよ お前が言い出したんだろうが ハ「だって何も無いじゃない」 やれやれ… ハ「というわけで」 どういうわけだよ ハ「キョンは黙ってて」 はいはい ハ「紅くん‼」 紅「な、何だ」 ハ「ボウリングとカラオケ、どっちがいい?」 紅「それは2択か?」 ハ「他に行きたい所でもあるの?」 紅「いや、別に…」 ハ「じゃ、どっち?」 紅「カラオケだな」 ハ「決定よ‼」 古「おやおや、カラオケですか」 朝「私、初めてです」 長「………」 キ「長門、それ危ないって」 長「問題ない」 長門はまた歩きながら本を読んでいる キ「そんなに本、好きなのか」 長「………コクッ」 ハルヒはもうあんな所にいる… 長門、本しまえ 長「そう…」 長門が名残惜しそうに見えたのは、きっと錯覚ではないだろう さぁ、いくぞ長門 みんなに置いてかれてしまう 俺は長門の背中を押して歩いた 遠くでハルヒが俺たちを呼ぶ声がする こりゃ、急がないとな
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