14人が本棚に入れています
本棚に追加
どの位時間が経ったのだろう…
辺りが薄暗くなってきた。
『雄ちゃん暗くなってきたし…今日はもう、家に帰ろうか?』
『あぁ…
なぁ…桜華少しの間俺の家に住まないか?』
『え…?何急に?』
『嫌…別に嫌なら良いんだ!気にしないでくれ』
『ううん、嫌じゃないよ!じゃあ、家に帰ってお洋服とか準備して明日行くよ』
『…服は明日買いに行けば良いだろ?俺が買ってやるから…今日は一緒に居てくれ…』
『雄ちゃん?どうしたの??』
桜華が不思議そうに雄太に聞く。
『何か…このままお前を帰したら…2度と会えない気がする…』
『何言ってるの?ちゃんと明日行くから!ね?』
『分かった…約束だぞ?』
『うん、約束』
そう言って桜華は笑顔で小指を差し出した
『指きりしよ』
『あぁ…』
2人は明日必ず会うと約束をして、その場を後にした…
最初のコメントを投稿しよう!