夢の向こうに

VS天賦学園 延長戦

俺も軽く投げ（１３０km/hくらいで）３球三振とする。

ベンチへ戻っていく江草の顔は満足そうだった。
後続も打ち取り、チェンジとなる。

「おし。後は気楽に行くぞ」

と、俺は言った。

「説明しろ。江草と何を考えているんだ」

と、時雨が言った。

「明日まで勝負を延ばそう。
そういうことだ」

と、俺は言った。

「はぁ？再試合にするのかよ？
意味わかんね～よ」

と、雪浦が言った。