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「見つけたらペイント頼む。」
ここはテロス密林。
巨大な湖に囲まれた半島にある、ドンドルマの東に位置する狩猟区である。
ウィット達が村に来てから五日後の夜、ビートとレイヴァンはそこにいた。
ビートは例の山賊のような装備、レイヴァンは足と腕はフルフルSシリーズ、それ以外はリオソウルシリーズで体を包んでいて、武器は龍属性を携えたランス、撃竜槍【阿】だった。
「よし、じゃ。」
「おう。」
ベースキャンプ(といっても、イカダにベッドが設置してあるだけのものだが)の前で、ビートは海岸側へ、レイヴァンは密林の方へ、それぞれ別れた。
今日はレイヴァンの要望で、ダイミョウザザミを狩りに来ていた。
名前も聞いたことがない、とレイヴァンは言っていたが、ビートにとってはもう見慣れたモンスターだった。
「さて、もうそろそろか。」
ビートは今、海岸沿いにしばらく歩き、右手に密林が広がっている区域にいた。
(確かここら辺に出ると思ったんだが…。)
右手で、腰に提げてあるアイアンストライク改の柄を握りしめ、注意深く辺りを見回す。
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