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「こら、そういうことは夜にやれ」
「・・・2様」
「それで呼ぶなって何度言ったらわかるんだお前は」
入ってきたのは2ンテ。
おそらく下の奴らが俺がなかなか来ないから、誰か行けとでも言ったんだろう。
「ちぇー、もう少しでイイところだったのによぉ」
3ンテが2ンテを睨む。
「そりゃあ悪かったな。早く下に来いよ」
そう言うと、2ンテは部屋を出ていった。
「はぁ・・・、まあいいや。また夜な、バージル」
「・・・フン」
「ハラへったー!」
そうして、俺たちは下に降りていった。
下に降りると、ネロが
「遅かったな。お前ら何してたんだよ」
と聞いてきた。それに3ンテが
「お前がよくおっさんとしてることだぜ?」
と答えた。
4ンテがミルクを吹きかけた。
「朝っぱらからか!?」
ひどく驚いたような顔をしたネロに、俺は
「お前もついさっき同じようなことをしただろう」
と言ってやった。
「はい!??」
どうやら覚えていないらしい。しばらくこれでからかってやろうか。
「うるせえぞお前ら!とっとと飯食え!」
2ンテに怒鳴られた。
その後、ネロが4ンテに色々聞いていたが、何事もなく朝は終わった。
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