43人が本棚に入れています
本棚に追加
作り初めてからしばらくして、4ンテが起きてくる。
「・・・おはよー」
「おせぇぞ」
「いや、お前らが早いだけだろ・・・」
こんな会話をしていると、後ろからネロが起きてきた。
「・・・・・」
「フン、馬鹿な顔をしている」
「バージル・・・」
いつもなら馬鹿じゃねえ!と反発してくるのだが、どうやら聞こえていないらしい。
「ネロ~、起きろって」
4ンテがネロの肩をつかんでゆさぶる。
「・・・・・おっ・・さん」
「ん?起きたか?」
4ンテはネロの顔をのぞきこんだ。すると突然、ネロは4ンテの首筋に噛み付いたのだ。
「あッっ!??」
「「!??」」
ネロの行動には驚いたが、一番驚いたのは4ンテの出した声だった。
「ちょッ、ネロ!やめっ・・・!」
「・・・2ンテ」
「・・・なんだ」
「止めてやれ」
「俺が!!?」
さっさとやれ!と言うと、渋々2ンテは止めに行った。・・・朝っぱらからなんなんだ。
最初のコメントを投稿しよう!