はじまり

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と…   いつの間にかぼくは寝息をたてていた   あれからどれぐらい時間がたったのだろう   アナウンスが流れる 「雪の為大変遅れました事をお詫び致します。到着致しました。忘れ物をなさらぬ様、足元に気をつけ下車してください。お疲れ様でした」   僕たちはペンションけぇーんにたどり着いた 無料で来たにしては立派なペンションだ…   カランカラン   けぇーん「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。どうぞ奥で温まって下さい。すぐにディナーの準備いたしますね」   いつの間にか時刻は夜7時を過ぎていた   僕たちは奥の大きな暖炉がある広場へと足をはこんだ   ある女性が頭痛で弱っている 僕「大丈夫ですか?」 すると 大丈夫と言う返事が帰ってきた   しつこく心配するのも迷惑と思い そこで会話は途絶えた   けぇーん「ディナーの支度ができましたので、食堂におこしください」
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