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妊娠したのも不安だし、確かに大好きな大輝の子供だから凄い嬉しい気持ちもあった。
そんな不安な毎日、私は学校にも行かないし友達や仲間にも会いたくなかった。
本当は真奈美さんや法子さんや香菜にも会いたかったよ。
だけど今の私の気持ちじゃ会えないんだ。
こんな気持ち初めてだし、初めて人を愛しく思ったからさ、凄い分からないくなったし、このまま壊れちゃうかなって思った。
旦那は同居してないしお互い学生同士だからさ、私は家族と住んでいてさ、昼間誰もいない部屋で泣いてたな。
悲しいわけじゃないしなんか分からないことだらけで、自然と涙が出て来た。
自分なのに自分じゃないような気持ちに凄くなったな。
そんなある日、私は外を見ていたら、真奈美さんがいた。
「おい、亜美久しぶりだね。なに一人で引きこもりしてるの(笑)
あんたは一人じゃないだろ。悩みあるなら真奈美お姉ちゃんに言いなよね。とにかく今暇なら家に入るから鍵開けて。」
まさか真奈美さんがいるなんて思ってなかった。
鍵開けたら真奈美さんが入ってきた。
久しぶりに見る真奈美さん。美人で綺麗でいい匂いの真奈美さん。
そんな懐かしい感じして私は思わず、抱き着いた。
「いきなりなんだよ。苦しいだろ。バカ(笑)」
なんか不思議と涙出てきた私。
「真奈美さんずっと会いたかったんだけど、こんな複雑な気持ちで私はなんかおかしくなってました。」
「泣くなよ(笑)分かってるよ。茜さんにさ様子見てやってって言われてたし、亜美の様子も聞いてるからさ。」
「私なんか会いたい気持ちはあるんです。だけどこんな気持ちじゃなんか複雑でよく分からないです」
「分かったよ。亜美は一人じゃないよ。そんな複雑な気持ちになるんなら、一人で抱えたらもっと不安になるだろ。そんな器用にできる亜美じゃないなんてみんな知ってるからさ大丈夫だよ。
私は何があってもあんたの味方。茜さんにはかなわないけど、亜美の姉ちゃんだから安心しな」
「なんかありがとうございます。うまく言えないけど、こんな私ですが、見守ってください。」
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