族デビュー

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みんないい人だったし、入って良かったって思っていた。 そんで集会も流れ解散になり、法子さんが家まで送ってくれた。 私凄い眠くてウトウトしてたら、「亜美到着だぞ。つうか疲れたのか。ゆっくり休むんだよって言われた」 「ありがとうございます。またよろしくお願いします」と言って帰宅した。 帰宅すると姉ちゃんがいて、「おかえり。どうだったかい。一人で集会。緊張したかな。」って聞かれた。 「みんないい人みたいだし、香菜って女の子と仲良くなれたんだよ。あの子私と同じ年代かんだ」 「そっか香菜か私も真奈美から聞いてるけど、あいつ入った時なんか荒れまくりでな、親が離婚したりして、深い傷ができたんだと。 お前は家族いるし、大丈夫だろうけど、仲良くしてやれな。 つうか木刀はよ(笑)」 「そうなんだ。私まったく知らないしさ、あんな明るい女の子だから別になんにもないなって感じたさ。大丈夫仲良くするよ☆ 木刀ってあっ、忘れてきたし(笑)」 「まったく忘れてくるなよな(笑)真奈美まだいるだろうから、預かってもらうように連絡するよ。あんた疲れただろうから寝ろ」って言われたから寝た(笑) 私4姉妹で3つ子であり、私はなんか他の妹達に比べたらなんか違う感じしたんだ。 当時まだ親もいたし、私の実家は極道でさ、若い衆もいたり、私の世話をする人もいた。 パパとママに話したら、反対するだろうって思ったらなんか賛成されてしまった(笑) ママも昔レディースでさ、北海道じゃ有名の悪だったみたい(笑) パパはおじいちゃんの後を継ぎ極道になり、ママとは東京に引っ越してきて、スナックで働いていた時に出会ったらしい。 だからパパもママも怖いけど、パパは私達を凄い大切にしていて、女の子だったから後継ぎは婿もらえばいいなって感じてるみたい。
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