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みなみ
あれから2ヶ月がたった。僕達は親友をこして、大親友ぐらい仲が良くなった。四人で映画を見に行ったり、四人で誕生日を祝ったり、四人で電車を使って言ったとこないとこを行ってみたり、僕達は一人一人信じ合い、助け合い、自分たちの気持ちに気付いていった
そして、クリスマスが来た。当日中島の家でクリスマスパーティーをする事になっていた。僕は、その日にみなみに告白しようと、プレゼントを用意していた。中身はピアスだ。
僕とみなみは、下の名前で呼ぶほどの仲になっていた。
そして、いよいよクリスマスパーティーが始まった。楽しい時間は、過ぎてほしくないのに、気付いたらもう10時だった。
みなみは「帰らないと」って言い中島の家を出ようとした。僕は「送るよっ」と言い一緒に中島の家を出た。
村井と中島に軽く別れの挨拶をし、僕とみなみは歩き出した。たわいのない話で盛り上がり、気付くと家の前まで来ていた。
みなみは「バイバイ」と言い僕に背を向けた。
「ガシッ」
僕は、みなみを後ろから抱きしめた。
「エッ?」とみなみは、驚いたが、僕を受け入れてくれた。
僕は勇気を出していった
「好きだ。付き合ってくれ!!」
僕はみなみをこっちに向かせると、プレゼントを差し出した。みなみはプレゼントを受け取り一言言って家に入っていた。
「私達...もう付き合ってるよ!!」
僕は嬉しくて、涙が出そうだった。
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