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「な!?ゴリラはすげぇだろ!?」
ゴリオが自慢げに胸を張り威張っていた。
「てめぇはなにも解説してねぇだろコリゴリラ」
「コリゴリラ!?それ俺のことか!?」
興奮しながらゴリオが怒鳴る。
「うるせーな、そうだよ」
だが俺は動じることなくその問いに肯定した。
「ゴリラなんてコリゴリラと言う意味か!?」
シャレのつもりで言ったが、復唱されるとムカつくな…。
「そうだ」
「ゴリラを語りまくるゴリオはもうコリゴリラと言うことか!?」
ブチッ!!
「しつけえぇぇぇぇ!!そうだって言ってんだろクソゴリラがあああぁ!!」
「ゴリラはクソじゃない!!」
ちょ!?会話がなりたたねぇぇぇえ!!
なんなんだよコイツは…。
わけわかんねぇ…。
ただのキチガイじゃねぇか…。
ゴリラなみの知力しか無いんじゃないか?
「お前頭大丈夫か?」
思ったことをそのまま口にだす。
「せっ、説也!相手はゴリラ・マスターだぞ!!失礼にもほどがあるだろ!?」
何故か義人に怒られた…。
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