2話 動物キング

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「な!?ゴリラはすげぇだろ!?」 ゴリオが自慢げに胸を張り威張っていた。 「てめぇはなにも解説してねぇだろコリゴリラ」 「コリゴリラ!?それ俺のことか!?」 興奮しながらゴリオが怒鳴る。 「うるせーな、そうだよ」 だが俺は動じることなくその問いに肯定した。 「ゴリラなんてコリゴリラと言う意味か!?」 シャレのつもりで言ったが、復唱されるとムカつくな…。 「そうだ」 「ゴリラを語りまくるゴリオはもうコリゴリラと言うことか!?」 ブチッ!! 「しつけえぇぇぇぇ!!そうだって言ってんだろクソゴリラがあああぁ!!」 「ゴリラはクソじゃない!!」 ちょ!?会話がなりたたねぇぇぇえ!! なんなんだよコイツは…。 わけわかんねぇ…。 ただのキチガイじゃねぇか…。 ゴリラなみの知力しか無いんじゃないか? 「お前頭大丈夫か?」 思ったことをそのまま口にだす。 「せっ、説也!相手はゴリラ・マスターだぞ!!失礼にもほどがあるだろ!?」 何故か義人に怒られた…。
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