25人が本棚に入れています
本棚に追加
「ああ!?だって会話がなりたたねぇじゃねえか!!脳みそまでゴリラになりきってんのかこいつは!?」
「いや、確かにそうかも知れないけど、ゴリラ・マスターと言われてる位だ。きっと何か理由があるはずだよ!!」
どんだけゴリオの肩を持つつもりだよコイツは…。
「オイ、コリゴリラ。お前他にゴリラのことで何か知ってる知識とかあるのか?」
正直言って解説もアニ藤に全てもってかれてしまったコリゴリラは立つ瀬がなかったため、とりあえず他にゴリラに対して知ってる事があるか問いかけてみた。
「……………………………………………ウホッ!」
ドガッ!!
「イタウホッ!?」
「なんだ、その誰にでもできる物真似は!?つ~か、ゴリラって本当にそんな鳴き声なのか!?」
あれだけ長い沈黙の後に出たゴリラの鳴き真似に、ついに怒りの限界を突破した俺は、思わずゴリオの頭に脳天チョップを叩き込んでいた。
つ~か、コイツやっぱりゴリラのこと全然知らねぇじゃん。
どうでもいいけどさ…。
なんだか疲れてきた。
最初のコメントを投稿しよう!