3話 ツッコミで学校を救え!!

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「実は、あなた達にとても重要な役員をやってもらいたいのです」 義人の言葉をシカトして、会長は要件を話し始めた。 「役員というと、会計とか書記とかか?それなら間に合ってるだろ」 「確かにそうね…。今年の生徒会のメンバーは、役員選挙のときに立候補者の中から全校生徒が投票して決めたはずではなかったかしら?」 「あなた達になって欲しい役員は、生徒会の役員ではありません」 俺と令美の問いに、会長は僅かな笑みを浮かべてそう答えていた。
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