3話 ツッコミで学校を救え!!

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今なんてった?コイツ…。 会長から発せられた訳のわからない発言に、俺達はそれぞれ疑問の声を上げていた。 「なあ…。永曽根会長」 「清水でいいです」 「ん…ああ、清水よ…。ツッコミ委員会ってなんだ?」 無論、俺はそのまま思った疑問を会長…清水に対してぶつけていた。 「そのままの委員会ですが…」 その問いに笑顔で答える清水…。 いや、そんな当たり前に答えられても…。 「ツッコミってあのツッコミか?ボケと対なる…」 「ええ、そのツッコミです」 ここまで当たり前に答えられるとなんだかなぁ…。 「ツッコミ委員会って何に対して突っ込むんだ?ヅラかぶった教頭とかに対して突っ込むのか?」 「いえ、そんなことしたら平常点が下がるので止めといた方がいいですよ?まあ、無理には止めませんが…」 俺の冗談に真顔で答える清水…。 頼むから素で返すのはやめてくれ。 「……いや、止めとく。んで、何に対してツッコミを入れるんだ?」 その問いに対して、清水はゆっくりと答え始めた。 「……この学校でたるんだ精神を持つダメな生徒達です…主に2-Aの」
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