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「春ですよぉ~!」
博麗神社にも、春を告げる妖精、リリーホワイトが訪れた。
まだ桜は一分咲きと言ったところか、春の催しは見えてこない。そこは、春に敏感であるこの妖精の凄いところであろう。いや、凄いのかは疑問ではあるが、リリーが来れば春は来るのだ。裏を返せば、リリーが来なければ春も来ないのだ。
神社の縁側に座って茶を飲みながら足をぶらぶらさせてる霊夢は、特に何もすることがなさそうにぼーっと満天の青空を見ていた
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