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「あら、今日は早いのね。」
霊夢は一切驚いていない様子であった。
それもそうであろう、毎日のように来てるのだから。
その魔法使いは、被っている大きな黒い帽子に乗ってる数枚のピンクの花びらを掃った。
「早いって…もう昼だぜ。」
呆れた声で言いながら、着ている黒い服にも桜の花びらが付いていたらしく、膝の方を掃う。
「どうりで暖かいのね。」
と、神社の中に入っていった。
何をしに行くのか…とは聞かず、霊夢が座っていた所の隣へ座った。
何をしに行ったのかをわかっているからだ。
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