近藤 優真 編

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「マジで!!よかった~~。 んじゃ、時間と場所が決まったら、また連絡するわ!」 「おう」 参加すると言った途端にこの態度の変わり様。 調子がいいな透吾はと思いながら、電話を切った。 「そろそろ、会社に行くか。」 そう呟きながら、玄関のカギを閉め、バイクを停めてある駐車場まで歩いていた。 すると、携帯が鳴った。 相手は『愛』という名の子からのメールだった。 一ヶ月前、平日に休みだった俺はする事もなく暇を持て余していた。 たまたま、携帯で見た無料と書いてあった出会い系サイトから、この『愛』という子を知った。 メールを送って、返事が来た為、今までメールを続けていた。 今、返信する時間はないと思った俺は、休憩時間にメールを見ようと、バイクのエンジンをかけ、職場に向かった。 この時はまだ合コン相手の中に『愛』という子がいるとは思いもしなかった。
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