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昔々ある国に、
ローズ姫という美しいお姫様がいました。
ローズ姫は毎日、
お城の中で歌を歌ったり、庭で花を摘んだりして過ごしていました。
ところがある日
悪い悪魔が来て、お姫様をさらってしまいました。
お姫様はシクシクと、
毎日泣いて暮らしていましたが、悪い悪魔は美しいお姫様を手放したくなかったので、お城に帰そうとはしませんでした。
その頃隣の王国では、
ローズ姫がさらわれた事が噂で広まり、とうとう王子様の耳に入りました。
王子様は美しいお姫様が可哀相に思え、ローズ姫を助けてあげる事にしました。
王子様は馬を二日間走らせて、悪い悪魔の住む城に乗り込みました。
そして、悪魔との長い戦いの末、剣の力強い一突きで悪魔を成敗しました。
そしてお姫様を助けだし、恋に落ちました。
二人は結婚し、末永く幸せに暮らしましたとさ。
めでたし めでたし
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