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桜咲く丘の上で君に誓った言葉
花びらが散ると共に消えていく
泣いている君の瞳に
きらり落ちてくしずく
なにもできなかったよ
手を差しのべることも
もう届かないと諦めてる僕の心では
振り向かせることもできないのに…
すれ違いばかり繰り返し
偽り隠して過ぎていく日々
どれだけ君を傷つけたのかな?
答えは君と一緒に闇の中
飲み込んでしまえたら
きっと楽なんだろう
全て終わってしまう
思い出すらも消える
けどたった一つ胸の奥に残る君の影
追い続け一人で切なくなる…
白く染まる太陽の下
悲しみが溢れ後悔となり
夕日を背に歩いた坂道に
君の姿はないとわかっている
忘れているはずなんだけど
いつもこの季節思いだすから
きっと忘れてはいないんだろう
心の中にずっとある気がする
桜咲く丘の上で君に誓った言葉
あれからも君は覚えていますか?
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