贈るうた

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できそうな事をできそうな事だけを 選んで過ごしてきた傷つかないために あの日から足がすくみ震えていた 自分に伝えたい言葉がある 人は誰だって心の奥底に 勇気というものがあるんだよ 怖がらなくていい前に進めばいい どんな暗闇の中でも歩いてゆける 消えそうな夕焼けに美しい鏡に 自分の姿を映してみても 何も変わってないと思うかもしれない でも少しずつ変わっているんだ 数え切れないよ数え切れない星の 静かなながれに乗り明日を探す旅に 必要なものはないわかっていた 心は否定しているんだけど そんな不安より信じるということ 必死で繋ぎ止めていきたい 考えごとだって疲れることだって 意味のあるものを見つけるための必然 喜べる幸せと悲しめる幸せ 本当は知らないだけなんだよ それを知るときにこそ幼さを失い 成長を覚えていくのだろう 消えそうな夕焼けに美しい鏡に 自分の姿を映してみたら もう昨日とは違うありのままの僕が 見えているから変わっているから
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