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最初はホントに気付かずに振り向く事もしなかった…でも凛先輩は私が紫陽菜だと分かり何も言わずにふっと笑い、私が聴いていたイヤホンを片方だけス～ッと取りました。
取られた私はなんのこっちゃわからないままふっと振り返ってその人を…凛先輩と思わずに見たんです…
先輩は…笑っているまま"紫陽菜久々🎶"と今度は 名前をはっきりと呼び捨てで呼んだのです。
それで私は凛先輩だと気付きました。
"紫陽菜…何しようと？夜遅くに…"先輩に言われて答えにまず詰まりました💦
でも直ぐ、"英会話スクールの帰りです✨"と言うと先輩は…
驚いた顔して…"英会話スクールに通ってるん？何で⁉"と言いました。
私が通っていたのが意外だったのか何なのか？ 先輩は続けてこう言いました。 その頃には二人掛けの後ろの席が空いた時だったので、凛先輩は自分の荷物と共に私が持っていた荷物を…私が知らない間に持ち、
✨紫陽菜後ろ行くよ✨と言って私の手を引き連れて後ろの席に付きました。
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