高校生③✨涙の連続~命の大切さを思い知らされた瞬間-トキ-~

9/18
前へ
/217ページ
次へ
"こちら110番です。どうしました?事件ですか?事故ですか?" 中年の婦警さんらしき人の声を電話越しに聞きました。 そして震えているのを堪えながら、ゆっくり呼吸をし "い…今帰り道なんですが…と…父さんの車に文句を言った人達が父さんに絡んで…なっナイフを突きつけて😭何処かのお店にいます。 私は車内にいますでも父さんがナイフぅ😭ど、どうしたらいいですか?" "落ち着いてお嬢ちゃん。深呼吸して?いい?今何処にいるの?ナイフを突きつけた人は何人でどのくらいの世代の人とか分かる?" 分かる訳がない…顔を上げたら私にナイフが来ると思うと怖くて、それに私は…根っからの"方向音痴で地図がわからない" 初めてみる場所は特に疎い。だから暗い夜道のお店の分かりやすいマーク等分かる訳がなかった… "っ😭わ…わからない…" "住所は?目印になるもんは?何かあるやろ?" "…っ😭ヒクッ…わ…わからん…黄色の建物…でヒクッ…車かバイク屋さん?かな…" 困らせた。私は婦警さんを困らせた…でもふとまた見た時今度ははっきりと銀色に光る…小さなナイフが私の視界に入っているのが見えて…思わず電源を切ってしまった。 ホントは…ちゃんと伝えなきゃいけなかったけど…言えなかったんだ…
/217ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加