機械仕掛けの龍

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彼は又ここに立っていた。 「神龍会で一番手応えあったぜ…乙華麗…」 ある夕暮れ時。 「さてと、今日も頑張るかあ」 彼の休憩開け迄3分、いつもの様にListをチェックする。 「今日は誰もいないな、お!メカがいるな」 神龍会のメカ鱒男だ、彼とインする時間が合う様だ。 「タイマンか、仕方ない秘密兵器を出すか!」 彼の休憩が開けた、今日も彼の指先が華麗に動く。 「相変わらず逃げるの上手いな!」 A地区を自由に移動するメカ鱒男。 「だが時間の問題だな、今日の俺には秘密兵器がある」 荒野でじっと待ち構える彼は罠装備。 メカのリモアタが舞う、彼のリモートトラップが発動!すぐにメカが荒野に向かって来る。 彼は荒野を散策する。 「いたな!」 見事メカを引き当てる、罠だ! 「唸れ!神龍牙砲!」 普通のドレイクである。 多段ヒットするも後一歩及ばない。 「やるな!ヤツはナイトか!」 すぐにリロードリモアタを繰り出す。 罠ならば即死の可能性が高い正に、諸刃の剣。 「よし!アタバニだ!」 リモアタの嵐によってメカ鱒男がゆっくりと崩れる。 「まずは一つ!」 彼はメカに向かってリモヒを打つ。 連続でリロードアタを喰らわす! メカは罠に変更してファミレスに逃げる、が、彼は追わない。 「秘密兵器を使うか」 彼の傷が癒える。 リモヒ、リモチャを受けたのだ。 「さあ、早く来い!精子にしてやんよ!」 そう、彼はサブ持ち余談だがひとみ組には四人の二台持ちがいて、二台持ちじゃないとひとみ組になれないとか噂されていた。 目を丸くするも、殺された怒りによってメカは突進する! 荒野にて迎え射つ彼、罠でもお構い無しにリモアタする。 罠装備のメカが彼を襲う、彼のLPはずっと天井だ。 「もう、罠を外せ無いだろ?メカ!」 リモアタを撃つのを止め、荒野を散策する。 誰もいない、ここは二人だけのコロシアム… 「見つけたぞ!」 彼の北斗が炸裂する! またもやメカは彼の前に倒れる。 「ログが入ってたな…ギリギリ俺が速かった様だ…」 彼のリモヒを受けたメカは民宿へ移動する。 「俺はもう負ける訳にはいかないんだよ…」 そう、口にすると民宿に移動するひとみ組の神龍キラーだった…
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