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「リンク!起きてー!」
辺鄙なところにある小さな森、コキリの森に少女の黄色い声が響く
少年、リンクは寝ぼけ眼で二階の窓から顔を出す
こちらに向かって叫ぶ緑色の髪が映える少女、サリアの姿がある
慌てて扉を開け放ち、一階に繋がる梯子を下りる
「ほんとにねぼすけなんだから!」
いくら咎められようとも寝起きのリンクの頭脳は働いていない
「まったく、そんなだから妖精がいないのよ」
リンクは心なしか悲しそうだ
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