第伍章 姫

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「誰ッ!?」   少女がこちらを振り向いた   リンクの額に冷や汗が滲む…   だが少女の反応は意外なものであった   「勇者サマ…?勇者サマなんでしょ!? 私はこの国、ハイラルの姫、ゼルダです」   「あなた、お姫様なのね! 私はナビィ、この子はリンクよ あなたを助けるように頼まれたんだけど…」   「…あちらをご覧ください」   少女、ゼルダの指し示す小窓を覗いてみた 目に入った光景は王らしき人物と彼の正面で跪く大男であった
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