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あれからしばらくたちまた何も無い日々が続きあの日の出来事を忘れかけていた時のことだ
私がリビングでくつろいでいる時の事だった
ドアがまた自然と開いたのだ
ドアが開いた瞬間私は目を向けない様に体ごと反対方向に向きうずくまるように背を向けた
頭の中で何度も見てはいけないと唱え続けた
それでも見られているという視線を感じたが私は見ないように努力をしていた
どれくらいたったのだろう…しばらくそう過ごしていると急にドアが閉まる音がしたのだ
恐る恐る目をやるとやはりドアが閉まっていた
フゥ~とため息をし安心していた私
その時はこれでまたしばらくは何も起こらないのだろうと思って安心していたのだが…
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