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あぁヤバい…どうしよう…オロオロ
「なっ…なんで洋介君はGWPになるのが夢なの?」
「えっ………それは…んん…」
洋介は少し俯いて考えた後…流亜に答えた
「カッコ良いから…かな?」
!…それだけ?
「あっ…今「それだけ?」って顔した」
「!あっ…ごっごめんなさい//」
流亜は洋介にペコペコ頭を下げた
「いや…いいよいいよ、確かに安易過ぎると俺も思うもん…でもさ十鐘耶麻、生のGWP見たことある?」
「えっ…ううん…ない」
「凄いんだぜGWPは…この前ビルから飛び降り自殺をしようとした女の人を助けたんだよ…まるで“正義の使者”ってな感じでさ、カッコ良かったな…」
洋介はGWPに対する気持ちを流亜に話す…
「こうビュオッ!と走ってさ!シュバッ!と飛ぶんよアイツら…」
話す内に段々熱くなり、言葉に力が入る…
洋介君…子供みたい//
そんな洋介の話しを、流亜は楽しそうに聞いた…
ったくアイツ…もっとマシな会話しろよ…
図書館に行くと言っていた輝は、実は洋介と流亜の話しが聞こえる近くの場所で見ていた…
まぁ…二人楽しそうにだから…いいか
フッと笑い、その場を後にした…
洋介に期待するのは無理だな…流亜ちゃんがもっと頑張らないとな…
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