4人が本棚に入れています
本棚に追加
/75ページ
「・・・・・ん・・・・?」
もう朝か・・・
あの後、部屋に戻って・・・
うっすら目を開けると・・・
目の前に隼人の顔・・・
「わっ・・・・わぁぁぁぁぁっ!」
飛び跳ねた衝撃でベットから転がり落ちる。
ドタンッ!と大きな音がした。
隼人が起きる。みんなも驚いて怒る。
「・・・・?だ~した?楓~?」
「な、な、な、なんでっ・・・あ、あ、あんたがと、と、となりに・・・」
「あぁ~・・・・俺のベットとくっつけたんだ!」
「いつのま・・・・ってコラァァァァァッ!!」
隼人をボカボカ叩く。
「わっ!いてぇ!いてぇ!いいじゃんか~!」
「よくないっ!」
みんなクスクス笑ってる。
「お~お~!お前が声でかいからみんな起きちゃったじゃないか~!」
「ムカッ~!誰のせいだと思ってるのっ!!」
「いててっ!わっはははは!!」
「るっせぇなぁ!朝っぱらから・・・」
1人だけ・・・うるさそうにしてるのが・・・
俊だ・・・
「ちっ・・・・目覚めが悪い朝だぜ・・・」
「俊君・・・そんな言い方・・・ないとおもうな?」
優しく言う恋に対して・・・
「あぁっ!?るっせぇよっ!!」
口が悪い俊・・・
隼人が立ち上がる。
俊に近づき、隼人がニカニカ笑いながら・・・
「あんんまり、楓の妹分をいじめると、おれがゆるさねぇぞ?」
「あっ!?」
「その口直してやろうか?」
「このっ・・・・調子に乗りやがって・・・!!」
俊が振る拳を軽く受け止める。
隼人が手を上に振ると、俊の体がフワッと浮いた。
「わっわっ!」
「ふんっ!」
隼人が手を横に振ると、俊がベットに飛んでいく。
ドスンッと音がした・・・
俊は驚いていた・・・
「なっ・・・なっ?」
「へへへっ!まいったか?」
最初のコメントを投稿しよう!