梓さき

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梓さき

朝飯を食べた後、浩也は梓さきに何故ここにきたか聞いた。 梓さきは悲しそうな顔で言った。 「私の両親ね......死んだの…………………交通事故で‥‥‥‥‥即死だった。両親は元々各両親の反対を押し切って結婚したの。だから親どうし中が悪くて‥‥‥‥‥‥‥私‥‥‥どの親戚にも引きとってもらえなかったの…。それで私…」 「もういい!!ゴメン‥‥聞くべきじゃなかった。」浩也は梓さきの言葉を遮り言った。 「じゃあ、俺達と一緒だな。」隆也が言い続けた。「俺達も親に捨てられたんだ。」 浩也達は自分たちの傷を知り、 深めていった。
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