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水谷視点
(俺嫌われてんな…当たり前だけど…)
そんな事を思いながら、俺は栄口が走っていった方をただじっと見ていると、浜田が近づいてきた。
浜「よう久しぶり。変わってないね。」
水「浜田もね(笑)」
浜「それって褒め言葉?水谷が変わったって言える所は…彼女が出来たことかな?」
そう言いながら浜田は隣でCDを選んでる、美紀を指差した。
水「あ~こいつ?こいつはただの友達だよ。」
浜「へぇ~仲いいから彼女かと思った。」
水「こんなブサイク彼女じゃねーよ」
浜「まだ栄口の事好きなの?」
水「は?何言ってんの?」
浜「だ・か・ら、まだ栄口勇人の事好き?」
水「好きなわけないじゃん。」
浜「ねぇ気づいてた?」
水「何を?」
浜「お前にふられてから、栄口さ人信用できなくなってんだよ?」
水「何で?俺のせい?」
浜「そうだよ…水谷のせい…水谷が嘘ついたから、栄口さ人を信用できなくなったんだよ?」
水「何で?俺の…」
俺が全部言い終わる前に浜田が叫んでいた。
浜「お前が…ずっと一緒だって言ったのに、付き合って2ヶ月で好きな人が他に出来たからって、あいつをふったんだろ?
それで栄口さ人なんか信用できない、したくないって思うようになっちゃったんだよ!!」
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