第0話~プロローグ~

2/6
前へ
/106ページ
次へ
「はぁ・・・・・」 のっけからため息をついている僕の名前は古宮 劉(こみや りゅう) 身長、体重、頭脳、運動能力など・・・全てが高校生の平均値という見事なまでに全てが普通な一般高校生だ ちなみに顔も美形でもなければ不細工でもない普通な容姿・・・らしい そんな僕は今、とある駅である人を待っている ある人というのは・・・世間的には僕の彼女という人だ 今日は学校が休みな日曜日。現在時刻は午前11時・・・ 待ち合わせ時間からもう30分経っている・・・しかも僕は待ち合わせ時間の30分前に着いたからかれこれ1時間待っていることになる 何故30分も前に来たのかは後で説明するとして・・・ 遅いな~とぼんやり思いながら立っていると 「ごめんごめ~ん!!」 明るく、少し高めな彼女の声が耳に入った
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

472人が本棚に入れています
本棚に追加