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とりあえず適当に入った某ファーストフード店で今日の予定を決めることにした
「んでさ、今日どこにいく?」
美菜はドリンクを飲みながら僕に言う
だから、それを今決めるんでしょ・・・
「・・・映画はどう?美菜が見たいって映画やってるし・・・」
僕はポテトを摘んで提案する
実は、僕のポケットにはその映画のチケットまで用意してあったりする
・・・まぁ、こうなるだろうと予想してたから昨日のうちにデートプラン考えただけなんだけどね・・・
「あぁ~、あれね。もう見たからいいの」
そっか、ざんね・・・
「見たって誰と!?」
僕は無意識に大声を出していた
だってその映画って恋愛もんだし・・・1人で見るくらいなら僕を誘うだろうし・・・
「大きな声出さないでよ・・・隣のクラスの米沢君。チケット有るからって誘われたのよ」
「ちょっと待て!その誘い受けたのか!?」
「だから、うるさいって・・・だって見たかったんだも~ん」
も~んじゃないも~んじゃ!
「いや、彼氏の僕に相談なしで他の男と映画行くのはどうかと・・・しかも米沢って知り合いでも無いだろ・・・」
「うん。声かけられた時に自己紹介してたしね」
「そんな奴と映画になんか行くなよ・・・」
「別に私の勝手でしょ。それに映画見たかったし」
「だから、知らない男なんか映画なんて行ったら・・・」
「大丈夫大丈夫。何もされなかったしね。何かしてたら病院行きだけど」
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